研究活動の概要(2019年度)

 科研・基盤研究(A)「現代南アジアにおけるムスリム社会の多極化」では、2019年度には、バングラデシュ・ダカにおける国際シンポジウム(Independent University, Dhaka, 10月19日)と、日本ベンガルフォーラムとの共催シンポジウム(東京外大、6月30日)を含む、7回の公開研究会を開催した。

 現地研究者を組織する現地研究プロジェクトについては、チッタゴン県ゴヒラ村での世帯別基礎調査と、それを発展させた3つの現地調査プロジェクトを実施した。また、研究者ネットワークの構築や若手研究者育成を目的として、3名の研究者を現地調査に派遣し、招聘研究者(Prof. Abhijit Dasgupta)による研究会を開催し、2名の非常勤研究員を雇用した。

 東京外大AA研の全所プロジェクトでは、ポスター発表「50年後に振り返る南アジアの農村社会―原忠彦教授の民族誌再訪」を行い、2020年度の「宗教と社会」学会に向けてテーマセッション「グローバル化するムスリム社会の生活世界の多極的な変容」を企画した。

 その他、各分担者、及び各調査班によって、それぞれ調査・研究活動が実施された。

20200406
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